2017年04月05日(水)
メガネをつくろう! 第3回 [開眼堂コラム]
ーーーレンズを選ぼうーーー
フレーム計測も終わり、次にやることと言ったらレンズ選び。
レンズと一言でいっても、何十、何百というバリエーションがあります。
レンズ一つとっても、球面レンズ、非球面レンズ、内面非球面レンズ、
両面非球面レンズ、などなど。
コーティングにしても、傷に強いコーティング、ブルーライトカットコーティング、
高エネルギー可視光線カットレンズ、レンズの色が変わる調光レンズなどなど、
挙げたらキリがありません。
そうなってくるとレンズ選びは何が重要かというと、主に
「お客様のニーズに応えること」だと思います。
シンプルではありますが最も重要なことだと思います。
そこで、邑楽店長思いました。
自分がお客様だとしたら、レンズに対して何を求めているか?
それは・・・、
1:透明でありながら眩しさを抑えてくれること。
2:レイバンのフレームシェイプがカッコイイので、ダミーレンズと同じ
カーブのレンズ。
3:レンズカーブがありながら、非球面レンズのように歪みの少ないもの。
以上、3つのことがレンズ選びで優先したいことでした。
そこで選ばれたレンズが、東海光学から発売されている、メガネレンズで
ベルーナHXルティーナ SD になりました。
このレンズで上記3点のニーズに応えることができます。
ひとつ目の「透明でありながら眩しさを抑えてくれること」は
加齢黄斑変性などの予防にも繋がるルティーナレンズで解決します。
加えて、青色光を軽減してくれるBCCコートを追加しました。
ルティーナレンズの特徴は以下の図をご参照ください。
ルティーナレンズはレーザーポインタの光線をレンズでカットして、
レンズ下の布まで光線が届きません。
通常のブルーライトッカットレンズは、レーザーポインタの光線が
レンズを貫通して、下の布まで光線が届いてしまいます。
次に残り2つの要望、
※フレームシェイプがカッコイイので、ダミーレンズと同じカーブのレンズ。
※レンズカーブがありながら、非球面レンズのように歪みの少ないもの。
これもベルーナHXルティーナSDレンズを選択することで解決します。
SDの特徴は内面非球面レンズといって、簡単に言うと、球面レンズのように
レンズにカーブがありながら、非球面レンズのような歪みの少ない視野を確保
できるというスグレモノ!しかもレンズのカーブも指定できます!
今回のレイバンのレンズカーブが5ガーブだったので、5カーブで指定しました。
これで仕上がりの状態も元々のフレームシェイプを崩す心配がありません。
※カーブ指定はお客様のお度数により、カーブ指定の限界がございます※
これで、ニーズに応えるレンズ選びが完了しました。
完成が近づき、わくわくしています。
次回は・・・
ーーーメガネを加工しようーーーです
※4月8日頃更新予定※
店長 at 00時21分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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