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2016年10月02日(日)

邑楽店長、両面非球面メガネ作ったってよ [開眼堂コラム]

前回ご紹介した、
「邑楽店長、内面非球面メガネ作ったってよ」に引き続き、
今回は、両面非球面レンズを使って、メガネを作りました。

両面非球面レンズでメガネをつくろうとしたキッカケは、
先日制作した内面非球面レンズと、どのように見え方に違いがあるのか?
ということを肌で感じて、いや、目で感じて、その感覚を
お客様に伝えたいと思ったからです。

今回使用したフレームは、前回のレスザンヒューマンの
SSの姉妹モデルにあたる「SC」をチョイス。

画像(320x238)・拡大画像(567x423)

フレーム形状や、レンズ形状で見え方に誤差の出ないよう
ほぼ前回のSSと同じSCにしました。
もちろんレンズ形状も前回と同じf/1(えふぶんのいち)に改造。
これで、条件は整いました。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

オーダーしたレンズは前回と同じ東海光学。
両面非球面レンズの名前は、「ベルーナHX-GO」。
屈折率は1.60になります。
度数は当然前回と全く同じ。
ちなみにこの時、通常の非球面レンズ、
ベルーナHXもオーダーしました。
正面から見るとどちらが両面非球面かわかりません。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

斜めにしてみると厚みの違いがわかります。
左側は通常の非球面レンンズ、右側が両面非球面レンズ。
同じ屈折率でもレンズの厚みがだいぶ違うことがわかります。
内面非球面レンズの写真はありませんが、厚みは両面非球面レンズ
に近いです。


■レンズカーブについて

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

↑両面非球面レンズ:1.75カーブ 裏4カーブ

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

↑内面非球面レンズ:1.5カーブ 裏3カーブ

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

↑非球面レンズ:1.75カーブ 裏4.5カーブ

こうしてみると、意外にも内面非球面レンズが一番
カーブが緩いことに気が付きました。

うすさに関しては、両面非球面が一番薄く、
次に内面非球面、一番厚いレンズが非球面と
なりました。


そして今回のメイン、両面非球面レンズの
完成したフレームが下の写真になります。

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

正面から見ても

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

斜めから見ても

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

真横から見ても

画像(320x239)・拡大画像(640x478)

我ながら死角の無い出来映えだと思います。

そしてお待ちかねのインプレッション。
当然と行ったら当然かもしれませんが、非常に歪みが少なく
視界が広く確保されています。
また、個人的な感覚ですが、内面非球面より遠方の小さな文字が若干
良く見えます。しかも球面レンズのような「ガッツリ矯正」といったことがなく
非常に「楽」にかけ続けていられます。
また、近見も、長時間細かい作業をしていても目の疲労度は
裸眼やコンタクトレンズと大差なく感じました。

おおまかな感覚ですが、この両面非球面レンズというものは、
度が強い方ほど、その恩恵を感じられるかと思います。
見た目にも同じ屈折率のレンズで比べたら圧倒的に薄く仕上がります。

まだ両面非球面レンズは通常の非球面レンズに比べ若干お値段が高くなりますが
メガネは頻繁に買う物ではないので、ちょっと贅沢して
両面非球面レンズに挑戦してみてはいかがでしょうか?

画像(240x320)・拡大画像(480x640)

両面非球面レンズに大満足の邑楽店長です。

店長 at 00時55分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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